神道・宗教・日本思想を考える
第24回 戦争の「反省」はできない
第23回 「法の支配」と言ふけれど……。
第22回 沖縄・アイヌ・メディアの闇
第21回 短慮にして不勉強なり、石破茂
第20回 高市首相の「技あり」か?
吉田好克について 吉田好克は、神道・宗教・日本思想・歴史・政治・社会について、長年にわたり研究・教育・執筆を続ける論者です。 その関心の中心にあるのは、個々の時事問題そのものではありません。 日本とは何か。 日本人はいかに生きるべきか。 歴史や伝統を、現代にどう受け継いでいくのか。 そうした根源的な問いを、宗教、思想、歴史、社会のさまざまな角度から考え続けています。 論考では、福田恆存、江藤淳をはじめとする先人の思想や、国内外の文献を幅広く参照しながら、現代社会で当然のように語られている価値観や言説を改めて問い直します。 その姿勢は、特定のイデオロギーから現実を説明するのではなく、歴史、伝統、人間の営みという現実から、思想や制度を見つめ直すことにあります。 連続論考「蟷螂の斧」では、外国人労働者問題、戦後日本とキリスト教、原爆忌と平和思想、安全保障、靖国神社、保守思想、政治家論など、現代日本が直面する問題を幅広く取り上げています。 「蟷螂の斧」という名の通り、たとえ小さな力であっても、疑問を抱いた問題には自らの言葉で向き合う。 その文章には一貫して、日本の歴史と文化を次代へどうつなぐのかという問題意識があります。 本サイト「吉田好克.jp」では、「蟷螂の斧」をはじめ、これまでに執筆された論文、評論、寄稿、講義資料などを整理し、吉田好克の知的成果をデジタルアーカイブとして公開していきます。
十月十六日、参院の予算委員会で立憲の辻元清美が高市早苗首相の三十一年前の発言を引用し、考へは変はらないかと、例によつてこれ見よがしな口調で質問した(それにしても、国会質疑で「あのね」を連発する辻元の幼
八月十六日、米国トランプ政権が「国際刑事裁判所(ICC)」の赤根智子所長に対して制裁を科すことを決めた。筆者は「国際司法裁判所(ICJ)」のことは多少知つてゐたが、この裁判所のことは恥づかしながら知ら
九月十三日、沖縄の県知事選挙の投開票が行なはれ、結果は周知の通り、保守系新人の古謝玄太が圧勝した。投票時間終了直後に当選が確定する所謂「ゼロ打ち」での圧勝だつた。保守陣営が十二年ぶりに県政の舵取りをす
今年一番驚いた椿事(ちんじ)だつたかも知れない。産経新聞社発行の『月刊正論』九月号(八月一日発売)に、石破茂の「日本はいまだ独立主権国家たり得ず」が掲載されたのである。驚いたのは筆者だけではあるまい。
前回に続き、「憂鬱なる月」八月について。周知のやうに、高市早苗首相は八月十五日、靖國神社参拝を見送り、玉串料奉納だけを行ふに留まつた。首相になるずつと以前から、終戦の日にも春秋の例大祭にも靖國神社
八月は「憂鬱な月」であると何度か書いたことがあり、その際俎上に上げたのは「終戦記念の日」をめぐるマスメディアの報道と、式典における首相たちの式辞が主であつた。今回は少し論題を変へて、広島と長崎の被
六月十日、衆参両院が「皇族数の確保」を巡る全体会議を開いて「立法府の総意」を決定し、その法制化を政府に要請するべく、衆参両院議長・副議長の四者が関係文書を高市首相に手交した。そしてこの「総意」について
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もう五年前のこと、『月刊正論』令和三年六月号(発売は五月一日)に「拉致解決訴えてクビ キリスト教団の体質」といふ記事が掲載された。執筆者は宗教学を専門とする上智大学博士後期課程在学中の院生でありルポラ
アメリカがイランへの攻撃を開始してから一箇月以上経つた。トランプ大統領の言ふ「ディール」は「駆け引き」のことであり、記者会見などでの言葉も常にコノテーション(言外の意味)を多用するので、私などには真意
「外国人労働者問題は数が質を決定する」――この言葉は非常に印象に残る言葉で、私がこの問題を考へる時、しばしばこの言葉が頭をよぎる。この言葉は、年号が昭和から平成へと変はる頃、即ち一九八九年前後に、評論
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